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注目3銘柄(2013.3.15)

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チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

電算システム (3630)

カバレッジを開始。安定事業である情報サービス事業とネット通販市場拡大を追い風に成長する収納代行サービス事業を持つ同社のビジネスモデルが、中長期的な成長を可能にすると判断した。指標面は予想ROE8.8%台に対して実績PBR1.0倍台であり、良好な財務体質を考慮すれば(ネットDEレシオ-0.32倍)、現在の株価水準に対して上昇余地があるものと考えられる。
ROE8.86%、PBR 1.03倍、来期予想PER 9.0倍、来期予想EPS成長率22%
〔3月11日、担当:成川 寛、Analyst Impression  -→1〕

ナカニシ (7716)

13/12期は為替や特需の影響を除けば実質2億円程度の小幅な営業増益が想定されているが、歯科製品の各地域の売上が保守的に織り込まれている他、為替も現状更に円安基調で進捗しており、会社計画に上ぶれの余地があると見ている。北米販売の正常化により収益拡大基調が見えてくる公算も大きい。株価上昇により割安感は幾分後退しているが、同業他社と比べると若干の割安感を残しており、依然上昇余地があるとTIWでは判断する。
ROE11.23%、PBR 1.89倍、来期予想PER 14.0倍、来期予想EPS成長率8%
〔3月13日、担当:服部 隆生、Analyst Impression 2+→2+〕

オーデリック (6889)

2月に発表された堅調な決算、通期業績の上方修正、期末配当金の増額など好材料にも支えられ、株価は大きく上昇して推移した。TIW予想引き上げ後、現在株価は、来14/3期TIW予想PER8倍台の水準で、依然上値の余地はありそうだ。来期は国内新設住宅着工戸数が、消費税引き上げ前の駆け込み需要の増加を後押しする可能性がある。需要増とLED化による販売単価の上昇により1割強の増収をTIWでは想定する。
ROE9.06%、PBR 0.99倍、来期予想PER 8.5倍、来期予想EPS成長率27%
〔3月15日、担当:服部 隆生、Analyst Impression 2+→2+〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)
〔 http://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php?&action=tp1&sa=column&p=cat05 〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。


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